現在は営業職として、医師に自社製品を使用していただけるように営業活動を行っています。私が所属する事業部では、主に脳梗塞やくも膜下出血などの「脳卒中治療」で使用される製品を取り扱っており、製品の特徴や使い方の説明、症例や製品に関する文献の紹介、チーム内で共有した他の施設での有効な使い方等の紹介をしています。時には医師の手術に立ち会って機器の操作説明をすることもあります。
営業を始めて間もない頃は医師からの質問や要望にその場で答えられない事もありましたが、面談後すぐに自分で調べて、それでも分からない事は先輩や上司に聞いて、スピーディーに医師に情報提供することを心掛けた結果、初めて自分一人で提案した製品が採用されて実際に手術が成功した時はものすごく嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。
患者様の体内に留置される医療機器を扱っているため、症例に立ち会う時はいつでも、製品が開封されてから無事に使い終わるまでは緊張しますし責任の大きさも感じます。だからこそ、症例が上手くいったと聞いて医師の役に立てたと実感できた時は、本当にやりがいを感じます。