現在は、下肢動脈疾患の治療に使用されるカテーテル製品の紹介をドクターに行っています。下肢血管の血管内治療は30年ほど前から始まり大きく進歩してきたのですが、私は入社2年目に日本初の製品の営業に携わりました。その際に、ドクターからの製品への期待感を肌で感じましたし、製品が普及することによってドクターにも患者様にも患者様の家族にも…“多くの人の役に立っている、医療業界に貢献している”と医療機器の営業の仕事のやりがいに気付き、今も私が働く原動力になっています。
一方で、製品を紹介しても「必要ない」と断られることもありますが、そこで諦めずに上司に相談をしたり、同僚と情報を共有したり、新たなPR方法を模索して何度も営業した結果、製品を採用していただいた時には大きな達成感があります。
製品を適正に使用するための情報提供も営業の大切な仕事の1つです。ドクターに誤った使用手順を伝えたり、質問に誤った回答をすると患者様の治療の妨げになるため、使用手順を何度も確認し注意点をまとめています。人の命に関わるためプレッシャーが大きく責任も重い仕事ですが、無事に手術が終わった時の“ドクターや患者様のお役に立てた”という喜びは何ものにも代え難いものがあります。