現在の仕事内容ですが、開発製造チームの責任者として、主に内視鏡治療で使用される製品の製造に関する生産・品質管理業務や、医療機器の滅菌プロセスの開発業務を行っています。
大阪の堺市にある工場では、熟練した現場スタッフと連携して医療機器の製造を行っています。機械による生産の自動化が進んでも、最終的には熟練された人の手や目に頼るデリケートな組立検査作業が必要になるからです。生産工程の中で起こる不良に対して、なぜ不良が起きたのかを考え、改善策を講じ、作業プロセス自体を見直して不良を起こさない体制を再構築することもあります。製品に問題があると、それが医療ミスにも繋がるため、細心の注意を払って品質の良い製品を医療現場に供給する義務があります。そのため、現在の仕事には大きな責任がありますし、現場スタッフ一人ひとりの性格や適性に応じて指示の出し方を変えるなどのきめ細やかな管理能力が求められます。